美容院で「なんでも似合いますね」と言われたとき、複雑な気持ちになる理由
美容院で美容師さんから「なんでも似合いますね」と言われたこと、ありませんか?
初めて聞いたときは嬉しかったんです。「どんな髪型でも大丈夫」って言ってもらえるなんて、ラッキーだなって。でも時間が経つにつれて、なんだか複雑な気持ちになることがありました。
実は私も、新しい美容院に行くと必ずと言っていいほどこの言葉をかけられます。最初は素直に喜んでいたのですが、だんだんモヤモヤするようになって。「本当にそうなのかな?」「適当に言ってない?」って疑問に思うように。
この気持ち、私だけじゃないみたいです。実は美容院でこの言葉をかけられて複雑に感じる人は、かなり多いんだそうです。今日は、どうしてこんな気持ちになるのか、そして美容師さんの本音について考えてみようと思います。
「なんでも似合う」が嬉しくない理由

美容師さんの「なんでも似合いますね」という言葉に、なぜかモヤモヤしてしまう。この気持ち、実はとても自然なことなんです。
一番の理由は、「特別感がない」ということかもしれません。せっかく美容院に来て、自分だけのスタイルを見つけたいのに、「何でもいい」と言われてしまうと、なんだか拍子抜けしてしまいます。
それに、「なんでも似合う」って言われると、逆に「じゃあ何が一番似合うの?」って知りたくなりませんか?選択肢が無限にあると言われても、結局どれを選んでいいかわからない。迷子になってしまうんです。
私の友人は「なんでも似合うって言われると、逆に自分の個性がないみたいで寂しい」と話していました。確かに、その人だからこそ似合うスタイルがあるって言われる方が、自分らしさを認めてもらえた気がしますよね。
実は、美容院でのカウンセリングに満足していない人は6割以上いるという話もあります。この「なんでも似合う」問題も、その一因になっているのかもしれません。
美容師さんが「なんでも似合う」と言う本当の理由

でも、美容師さんが悪気があって言っているわけではないんです。実際に美容師さんに聞いてみると、いくつかの理由があることがわかりました。
まず、本当に骨格や髪質に恵まれていて、どんなスタイルも無難にまとまる人は存在します。特に、顔の作りがバランスよく、髪質も扱いやすい場合、技術的にはどんなカットでも失敗しにくいんです。
でも実は、美容師さんにとって「なんでも似合う」は、実は少し困った状況でもあるんです。選択肢が多すぎて、逆にどれを提案していいか迷ってしまう。お客様の好みや生活スタイルを知らないままでは、最適な提案ができないからです。
また、初回のお客様に対しては、まだ関係性ができていないので、無難な表現を選んでしまうこともあるそうです。「似合わない」なんて言って傷つけたくないし、でもまだその人のことをよく知らないから、とりあえず肯定的な言葉をかける。
美容師さんも人間なので、完璧ではありません。お客様との会話の中で、だんだんその人らしいスタイルが見えてくることも多いんだそうです。
もっと具体的な提案をもらうためには
「なんでも似合う」と言われたときに、もう少し具体的なアドバイスをもらうための方法があります。
私が試してみて効果があったのは、「その中でも、今の私に一番おすすめはどれですか?」と聞き返すことです。「なんでも似合う」の範囲を少し絞ってもらうんです。そうすると、美容師さんも「じゃあ今の季節なら…」「お仕事のことを考えると…」と、より具体的に話してくれることが多いです。
それから、自分の生活スタイルを伝えるのも大切です。「朝は忙しくてスタイリングに時間をかけられない」「職場が保守的なので、あまり派手にはできない」など、制約を伝えると、美容師さんも提案しやすくなります。
写真を持参するのも効果的です。「こういう感じに憧れるんですが、私に似合いますか?」と具体的に聞けば、「似合いますよ」だけでなく、「ここをこう調整すればもっと良くなります」という具体的なアドバイスをもらいやすくなります。
実際に、事前に希望を整理してから美容院に行くようになってから、満足度がぐっと上がりました。美容師さんとの会話も弾むようになったんです。
自分に本当に似合うスタイルを見つける

「なんでも似合う」と言われた人こそ、実は自分らしいスタイルを見つけるチャンスなのかもしれません。
選択肢が多いということは、いろいろなスタイルにチャレンジできるということです。ショートからロングまで、ストレートからパーマまで、様々な可能性があるんです。これって、考えてみると素晴らしいことですよね。
ただ、その中から「自分が一番好きなスタイル」「自分らしいスタイル」を見つけるのが課題になります。これは美容師さんだけに任せるのではなく、自分自身と向き合う作業でもあるんです。
私は最近、「似合う」と「好き」は違うということに気づきました。美容師さんが「似合う」と言ってくれるスタイルと、自分が「好き」だと感じるスタイルが一致しないことがあるんです。どちらも大切だけど、やっぱり自分が好きだと思えるスタイルの方が、毎日楽しく過ごせます。
最近は、美容院に行く前に、いろいろなスタイルをシミュレーションしてみることも多くなりました。実際に試してみると、意外な発見があったりします。自分では似合わないと思っていたスタイルが案外良かったり、逆に憧れていたスタイルがしっくりこなかったり。
まとめ
「なんでも似合いますね」という言葉に複雑な気持ちになるのは、とても自然なことです。特別感がほしい、自分らしさを見つけたい、そんな気持ちの表れだと思います。
美容師さんも、お客様に喜んでもらいたくて言ってくれている言葉です。でも、もう少し具体的なアドバイスがほしいときは、遠慮せずに聞いてみてくださいね。きっと、より詳しく教えてくれるはずです。
「なんでも似合う」と言われたあなたは、実はとても恵まれているのかもしれません。その中から、自分が一番好きなスタイル、一番自分らしいスタイルを見つけていく楽しみがあります。焦らず、いろいろ試しながら、あなただけのスタイルを見つけていってくださいね。
